「楽しいから笑うのではない、笑うから楽しいのだ」という、アメリカの哲学者・心理学者であるウィリアム・ジェームズの言葉があります。
最近笑っていますか。ストレスや不安が多い毎日を過ごしていて、笑顔を忘れてしまっていないでしょうか。

「楽しいことがないから笑えない」そんなときには、ドラマを見て笑うことをおすすめします。ドラマの世界では、思わず笑顔がこぼれてしまう出来事が繰り広げられています。

ドラマを見て笑って元気になりませんか。

メンバーのドタバタが面白い「木更津キャッツアイ」

「木更津キャッツアイ」は、木更津を舞台に草野球チーム・木更津キャッツのメンバーが涙あり、ドタバタあり、感動ありの物語を展開する青春ドラマです。
時代は東京アクアラインが開通したころです。今では東京アクアラインの通行料が値下がりしていますが、当時は3000円ほどと高額で、首都圏から木更津へと人々が流入する思惑は外れ、木更津の商店街は衰退しつつありました。

このような時代に木更津に取り残された若者たちが繰り広げる物語です。大都市周辺や木更津に住んでいた方は郷愁を覚えることでしょう。
登場人物が天然キャラだったり、方言がまじっていたり、普段着が着物だったりなど、個性的なメンバーがそろっています。毎回ドタバタや青春ドラマを見せてくれます。

個性的なメンバーも魅力的ですが、山口役として登場している山口智充も見どころです。モノマネ教室の講師をしていて、得意のモノマネを拾うしてくれます。
笑いばかりではなく、ときにはほろっとくる話もあります。

見終わったときには笑顔になっていることでしょう。

ミステリーなのに笑える「TRICK」

「TRICK(トリック)」はミステリードラマですが、笑える内容です。

まず、登場人物が個性的です。仲間由紀恵さん演じる山田奈緒子は事象売れっ子マジシャンです。奈緒子とコンビを組むのは、阿部寛さん演じるだまされやすい天才物理学者である上田次郎です。

この2人が本人たちは望んでいないにも関わらず、奇妙な事件に巻き込まれていきます。

舞台は主に奥山の寒村で、そこには珍奇な風習を持つ住民たちが暮らしています。それらの人たちとの風変りなやりとりや、奈緒子のマジシャンとしての知識、次郎の物理学者としての知識を駆使した、事件解決のストーリーが見どころです。

主要人物は誰もが個性的ですが、それ以外の登場人物も癖のある人たちばかりです。毎回どんな人が登場するのか楽しみになることでしょう。

ミステリードラマというとシリアスなものをイメージするかもしれませんが、トリックはギャグの要素が多く重たい雰囲気がありません。暗いものは苦手という方でも楽しく視聴できることと思います。

毎日をもっと笑顔で過ごそう

笑う門には福来るといいます。笑いが免疫力を高める、血流をよくする、自律神経のバランスが整うなどともいわれています。笑いに関してさまざまな研究がされています。

「面白いことなんてない」「いつ笑ったのかわからない」そんなときは、ドラマを見てみませんか。

ここでは、「木更津キャッツアイ」と「TRICK」2つのドラマを紹介しました。どちらも笑える内容です。木更津キャッツアイはドタバタ劇や青春ものが好きな人、TRICKはミステリー好きな人やギャグが好きな人に特におすすめです。

現実の世界だと深刻に考えてしまうことでも、ドラマなら客観的に見ることができて笑えることでしょう。楽しくドラマを視聴することで、現実の嫌なことから少しだけ離れられるかもしれません。

もっと自分のお気に入りドラマを探したい人は、流行りのドラマや映画のレビューサイトであるトレンドビデオがおすすめです。たくさんのレビューや評価が掲載されています。

「楽しいから笑うのではない、笑うから楽しいのだ」という言葉があるように、楽しいことを頑張って探すのではなく、まずは笑顔を作ってみましょう。そうすることで、次第に楽しくなってくるかもしれません。ドラマはその手助けをしてくれることでしょう。